読了。伊藤比呂美さんの「ウマし」
伊藤比呂美さんは、たぶん詩は読んだことがなかったと思いますが、エッセイが好きで何冊か読んだはず(どれだかは忘れた)。
現在は、アメリカ・カリフォルニアと日本・熊本とを行き来されているらしいです。
1955年生まれということで、私よりちょいお姉さんではありますが、食べたいものを食べずにはいられないという欲望はまだまだ続くんだ、いいんだと安心しました。
以前ほどバリバリと菓子類を食べることは減りましたが、それでも1袋空けちゃった!というのは今でも時々やります……。
魚肉ソーセージのくだりでは、
昔は、フィルム皮の先端が金具で留めてあった。
と、歯でかみながらくるくると回して、歯が欠けそうになると思いながら取ったという記載がありました。そうそう、私もいつも歯が心配でした。いつの間にか金具、付いていないですよね。
アサイーと熊のくだりでは、アトピーの話で
耳はいつも切れていた。
の記載。私も子供の頃は耳の付け根(?)が切れて白い薬を塗ってもらった記憶があります。アトピーだったんでしょうね。アレルギー持ちですが、それは子供のときだけでした。
その後の、娘さんがアレルギー申告をする際に「猫、うさぎ」に続いて「熊」と各エピソードはかなりお気に入り。
伊藤比呂美さん、カフェインが効かないという話で、日本では眠眠打破を愛飲しているがその後でも眠れるという話、私も眠眠打破が全然効かなくて、コーヒーを飲んでも目が覚めないので、よくわかります。
うなずきエピソードが多い中、サバのくだりでは、鯖が嫌いらしく、調べてみたら、マグロもカツオもスズキ目サバ科だったということ。
(その後、水族館に鯖が泳ぐのを見に行ったそうです)
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