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桐島、部活やめるってよ

(2011/12/21)

前に一度借りたのだけど、時間が取れず読めませんでした。今回、やっと読了。「桐島、部活やめるってよ」

表紙の写真の子がいいなあと思ったら、普通の学生さんらしいです。 > 朝井リョウ『桐島、部活やめるってよ』装丁写真

タイトルにもなっている桐島君は、名前だけで、本人は全く登場しません。これは書評かなにかで知っていました。

なので、桐島君とかかわっていく子供たちの話なんだろうなと思っていましたが、そのかかわり方はいろいろ。

一緒の部活だったり、友達の彼氏だったり、あこがれの人だったり。
とにかく桐島君はかっこよくてスポーツもできていいやつのようだ。

そんな桐島君が部活をやめたことで、ちょっとずつ周りの子たちに影響を与えてしまうのです。
直接に桐島君を知らない子にさえ。

うちの長男は今、高1で、本作品で言うところでは「下」なグループなんでしょうが。
息子は息子なりの高校生活を楽しんだり悩んだりしているんだろうか。

ちょっと遠方の学校に自転車と電車を乗り継いで通い、部活もし、携帯で友達とメールのやりとりをし、今時の高校生活。そんな中にもいろいろとあるんだろうなあと思わされます。

私もそうだったのか?
いや、ぼーーっと過ごした高校生活だったような気もするわ(笑)

 

こちらの本もブックデザインは鈴木成一デザイン室
表紙以外にも、中の写真も良いのです。

こちらの作品、映画化されるみたいで、主役は神木隆之介君らしいです。
主人公は映画部の前田君。2度も出てくる菊池君じゃないのね。

 

作品に登場する部活動も描かれるのかな。

珍しくバドミントン部も登場しています。
小説などでバドミントンが出てくるのって、私はドラマ化した「探偵ガリレオ」で、ガリレオ先生が大学生時代はバドミントン部という設定だったと読んだ気がしますが、ドラマ化の際は違うものになっていなかったっけ?(見ていないだけかもしれないが、クローズアップはされていなかったと思う)というぐらい、地味目だからなあ(笑)

我が家は夫と息子たちがバドミントンをやっているので、映画ではバド部の練習風景などもちゃんと見せてほしいところです。

 

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