(2010/10/25)
新聞の書評欄で見掛け、早速図書館で借りようと予約しました。
だって、スズキ君という子が出るらしいから。いじめっこだっけ?
森見さんの本は
を読んだぐらいですが、不思議な世界で面白かったので「ペンギン・ハイウェイ」も楽しみ。
8月に予約していた本が10月に回ってきまして、早速読みました。
装丁は鈴木久美さんでした。登場人物にはスズキ君。彼は「スズキ君帝国」の君主なのだ(スズキ君はいわゆるジャイアン的な存在か?)。
たいてい、お話に登場する鈴木君(スズキ君)はちょい役なのだけど、こちらの本では最初から最後まで登場するぞ。
主人公のアオヤマ君は小学4年生。
大変研究熱心な少年で、毎日ノートに記録することを欠かさない。いろんな研究を同時進行で抱えていて、毎日忙しい少年です。
恋のことにはちょっとうといようで、ウチダ君に指摘されたりもしていたけど、何事も冷静に分析する少年。ちょっとかっちょいいわ。
髪の毛はくせがあるようで、私のイメージでは濱田龍臣君みたいな感じ。
不思議ワールドが展開されるので、創造力の乏しい私は頭の中に描ききれない場面もあります。実写化(またはアニメ化)してほしいな。たくさんのペンギンたちを見てみたい!
いなくなってしまったお姉さんとまた会える日が来るといいね、アオヤマ君。立派な大人になったアオヤマ君にも会いたいです。
その後、アニメ映画化されましたね。
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