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猫なんて! 作家と猫をめぐる47話

我が家の猫
我が家のぬこ。マットの穴は気にするな。

読了「猫なんて! 作家と猫をめぐる47話」

猫を飼い始めてから、猫が登場する本が気になるようになりました。

以前にも猫と暮らしてはいたのですが、彼ら(2匹いました)は私が結婚する前から夫の実家に住んでいる子たちで、飼っているというより先輩居住者のようでした。今飼っている子は野良の子猫から飼い始めたので、自分の子供を育てているような感じです(孫じゃないぞ)。

本書は、作家さんが書いた(描いた)作品に猫が登場しているものを集めた一冊、47編。猫の動作や性格など、ああ、そうだよなとわかる部分がたくさんありました。

「マイケルの1日」(小林まこと)のマイケル、かなり久しぶりに見たけど、あらためて見ると、猫の動きがリアル。(「ホワッツマイケル? マイケル登場編」掲載のもの)

長谷川町子さんの「どうぶつ記」というマンガ(というか文章)は、ほんわかしてそうで最後はなかなか……。(「サザエさんうちあけ話・似たもの一家」掲載のもの)

鈴木はなかなか登場せず。「背中の黒猫」(鹿島茂)内に、プルーストの「囚われの女」が引用されていて、それが鈴木道彦訳。

巻末に出典元が掲載されているので、興味あれば読めるものも幾つか。品切れのものもあるそうです。

ふだん読むことのない作家さんの作品も読めて、どれも面白かったです。猫好きさんにはよいかも。

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