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ゲゲゲの女房

(2009/05/15)

先にNHKの朝ドラにという記事を見たので、最初「これ、間違い?」と思ったんですけど。

映画とドラマ、両方あるようです。「ゲゲゲの女房」の映像化。

映画版

映画版の監督は鈴木卓爾さん

脚本は大石三知子、撮影はたむらまさきとなっていました。水木先生の米寿と画業60周年に当たる2010年初夏の公開を目指すということらしいです。

「ゲゲゲの女房」と、タイトルだけ見たらちょっと驚くけど、ゲゲゲと来たら水木しげる先生だもんね。シンプル。最近の「ゲゲゲの鬼太郎」の絵柄はかわいらしいんだけど、

昔の絵柄(というか、オリジナル)は結構怖いのよね~。目を細めてアニメを見た記憶があるよな、ないよな(年齢ばれますが)。

原作

ドラマ化、映画化ということで読んでみた、その原作。

羽振りのいい貸し本業を営んでいるという男性と見合い、即結婚してみたら、それは嘘で貧乏な暮らしをせざるを得なかったというところから始まる結婚生活。でも、妻の布枝さんは前向き。一所懸命な夫の努力と才能を信じている。

「ゲゲゲの鬼太郎」などのヒットで生活が楽になっても暮らしぶりは変わらない。「終わりよければ、すべてよし」と締めくくる布枝さん。

素敵な奥様だな。ところどころ写真が出てくるのですが、奥様の笑顔がいいんです。かわいらしくて。

本書では、紙芝居会社社長の鈴木勝丸さん、実業之日本社の鈴木宏昌さんという鈴木さんが出てきます。著名な方々とのつながりも多いようで、それは水木先生の人柄なんだろうな。

この本を読む前に

の2冊を続けて読んだんですが、どれも生活に苦労したことが書かれていて。でも、共通するものがあるように思えました(ま、私のイメージなんですが)。

いつも笑顔が絶えないキャサリンさん一家、自分のやりたいことでカネを稼ぐには?という西原さん、貧乏なのに模型作りに熱中しちゃうような心の余裕もある水木夫妻。内容は違うようでも、何か自分の暮らし方にヒントを与えてくれるような気がしました。

ドラマ版

>> 「ゲゲゲの女房

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