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デトロイト美術館の奇跡

読了。「デトロイト美術館の奇跡」原田マハ

原田マハさんは、昨年読んだ「本日は、お日柄もよく」に続いて2冊目かな。本屋さんでたまたま見かけて購入。

本自体も薄め(130ページほど)ということもあり、一気に読めました。

デトロイト美術館で実際に起こった出来事を基に書かれた一冊。

市の財政破綻のため、美術館のコレクションが売却されそうになるのだけど、デトロイト美術館に関わりのある人たちの情熱で危機を免れた話。

絵画にはうとい私ですが、デトロイト美術館にあるという「マダム・セザンヌ」に会いたくなりました。

……小説の表紙がその絵でした。カバーをかけて読んでいたので、今ごろわかりました。

>> 【デトロイト美術館展】アートが誰のものか示す好例 作家・原田マハさん

鈴木京香さんとの対談が収録されていて、アートに興味を持っていて、学生時代は美術部だったというこを初めて知りました。

絵心が全くないので、技術的なことはさっぱりわかりませんが、大人(しかも最近)になってから、美術館などで絵画を鑑賞するのは楽しいなと思えるようになりました。とんでもない解釈をしたりしていますが、きっとそれも楽しい鑑賞方法の1つだと勝手に思っています。

原田マハさんはアート小説なるものをほかにも書かれているようなので、機会あらば読んでみたい。

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