NHKのBSで放送のあった映画「新源氏物語」(4Kデジタル修復版)を視聴、1961年上映。
主な出演者
光源氏/市川雷蔵 藤壷・桐壷/寿美花代 葵の上/若尾文子 朧月夜/中村玉緒 末摘花/水谷八重子 帝/市川寿海
企画のお一人に鈴木晰成さんのお名前あり。
わかってはいたけど、光源氏はあちらこちらに女がいるのに、さらに母上に似ていると聞かされた藤壷のところまで強引に乗り込んでいく。そして、藤壷に会えないと言いつつ、出会いがあればさらに女とよい仲になっていく。女性たちもみんな光の君が大好きなのね。
「美人はもうたくさんだ」と、美貌とは言えない末摘花にまで手を出す……。けど、十分美人よ、末摘花。「あさきゆめみし」の末摘花のイメージが強いのだけど、映画版では、私のテクニックはすごいのよ的な雰囲気を醸し出す末摘花(たくましい)。
光源氏が幼い紫を連れて帰るところ、あれは誘拐では……。
原作はあんなんだったっけ?と、あらためて訳されたものを読み直したくなったところでした。あと、女性陣、皆さん、旨がはだけすぎ? 暑いから?
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