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ベスト・エッセイ 2020

読了。「ベスト・エッセイ 2020」。最近、このシリーズが気に入っています。

2016と2019を読みました。

最近は小説を読み切る気力がなく、エッセイとかノンフィクションものとかばかり読んでいます。こちらの「ベスト・エッセイ」は、エッセイ集なので、1つ1つがさくっと読めるのもよいし、今まで触れたり読んだことのなった方々のエッセイで、よいな!と思えるものにたくさん出会えるのもいい。

佐藤雅彦さんのエッセイに、下宿していた家の鈴木さんを探すという話が載っていました。通常なら鈴木さんって仮名が多いのだけど、これはガチに鈴木さんかもしれません。静岡県の方なので、関東なら鈴木さんは多いっしょ。

名字は鈴木で、名前の頭文字はH。それは鈴木ではなくても選択肢が多そうです。

池上永一さんのエッセイには首里城のことが書かれていました。「首里城が焼失した現実を……」と。ああ、そうか。この本は2020だけど、その前年あたりのエッセイだとすれば、2019年、まさに首里城の焼失。

あの日、私は初めての沖縄旅行に旅立つ日でした。1日目は首里城を見学しようと決めていたのだけど、明け方のtwitterにて、火事のことを知ったのだった……。

そして、ドラマ「テンペスト」は池上さんの作品だったとも知りました。ああ、再放送がないかなあ。

いろんなことを思い出したり、エッセイを書かれた方の著作にも興味を持ったりと、今回も楽しめた一冊でした。

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