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大河ドラマの50年 放送文化の中の歴史ドラマ

読了。「大河ドラマの50年 放送文化の中の歴史ドラマ」鈴木嘉一

「脚本家 市川森一の世界」を読んだときに知った鈴木嘉一さんのお名前。著書があったので読んでみました。

第1作から51作目までの大河ドラマについて触れられていて、読み応えたっぷり。

見たことあるものも、全く未視聴なものも、どれも見てみたくなったなあ、大河ドラマ。

「龍馬伝」のロケが長崎市であったという話が掲載されているのだけど、その当時、その辺りを友達と歩いていたら、確かに今度ロケがあるんだと教えてもらったのよね、地元の方に。それが崇福寺だったかどうかははっきり覚えていないけど、見ているドラマのロケがあると知ってちょい興奮したなあ。

「新選組!」では、全49回分の話、1回をほとんどその一日で描かれていたということを初めて知りました。「新選組!」のDVDが一番売れたとも書かれていて、そう、私も持っているのだ。見直したいけど、以前再生したときに映像がおかしかったので、傷んでいるのかもしれない。再放送がないのよね……。

大河ドラマで描かれていない時代の話で、藤原道長の時代も空白になっていると書かれていたのだけど、2011年発行の本書から13年、やっと描かれたのね、あの時代!

大河ドラマに出演した鈴木さんとして、鈴木保奈美さん(「元禄繚乱」「」)、鈴木京香さん(「翔ぶが如く」「炎立つ」「新選組!」)、ドラマ番組部の鈴木圭チーフ・プロデューサー(今は医師になっておられるみたい?)、「三姉妹」の脚本家の鈴木尚之さん、島桂次さんが会長時代、親しかったという鈴木善幸元首相の名前などが登場。

賛否両論ありながらつくり続けられてきた大河ドラマ、まだまだいろんなものを見たいです。

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