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病と障害と、傍らにあった本。

読了。「病と障害と、傍らにあった本。」

病や障害の当事者、介護者の方々が書かれたエッセイ集。書評集とは違うのだろうけど、興味深い本がたくさんあった。巻末に一覧も掲載されているので、何冊か読んでみようと思う。

私も病の当事者といえば当事者なのだけど、エッセイを書かれた方々に比べたら本当に大したことなかったわ……と思った。そもそも卵巣がん自体で体調が悪かったことはなかった。手術と抗がん剤治療がきついといえばきついけど、もう私なんて何も考えずにヘラヘラ過ごしてきたな(ちょい恥ずかしい)。

しかし、世の中にはさまざまな病や障害があり、それぞれに症状も違い、また受け取り方も違うんだな。「そうそう、そうなんだ」と気持ちを分かち合うこともあるけど、自分だけが感じることあるよなあ……。

著者のお一人、坂口恭平さん。どこかで聞いたお名前……と思ったら、著作を読んでいた。「0円ハウス」の方だった。その後の話か。

著者のお一人に鈴木大介さん。鈴木大介さんは「脳が壊れた」を読んだと思うのだけど、記録がないのではっきりせず。

今、「脳は回復する」を読んでいるところ。

鈴木大介さんのエッセイの中で「ワーキングメモリが大きく低下していた」という記載があった。あ、これ、私はそういうことなのかと思うことがあった(ちょっと違うかもしれないけど)。昔から、ちょっと前のことが覚えられなかった。大まかな内容はわかるのだけど、具体的な言葉、職場で電話を受けた際の相手の名前はメモしないと忘れる(それこそ鈴木さんとか佐藤さんとかでも)、話していた相手の言った正確な言葉とか、覚えられないんだなあ。

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