(2009/07/06)
タイトルが気になっていた(「図書館戦争」みたいだから)こちらの本。「となり町戦争」。
(私が読んだのは文庫版じゃないほうね)
ブックデザインはおなじみの鈴木成一デザイン室さん。
(以下、若干のネタバレあり)
結局のところ「戦争」というものの具体的な描写がないから、はっきりとわからないんだけど、そこあたりはまあ想像してねってことかしらん?
お役所言葉満載のセリフで、「戦争」という文字がなかったら、まじめにお役所仕事こなしているのねえ~というところなんだけど。
結構怖いのだ。
戦死した人間の扱いとかさ。
最後に「あ、そういうことだったのか!」というオチがあったらいいなあと思ったんだけど、香西さんとは結ばれるわけでもなく、香西さんの結婚相手にどんな意味があったんだろうかと思っちゃったわ。
映画化ということで知った本なんだけど。
映画版を見るかどうかは、ちょっと悩むなあ。
コメント