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推理作家謎友録

読了。「推理作家謎友録」日本推理作家協会70周年記念エッセイ

推理小説なんてそんなに読まないから知らない方ばかりかと思っていたけど、意外と読んだことのある方、見たことがあるドラマの原作の方なども多数。

存じ上げない方が大半ではあったけど、それらの方々のエッセイも面白かった一冊。

作家さんだけじゃなく、翻訳家の方とか漫画家の方とかいろいろでした。その方たちが紹介されていた本(自作、他作)に気になるものもいくつかあったのでメモしておきました。

日本推理作家協会70周年記念エッセイなのだけど、50周年のときは「ぼくらの愛した二十面相」という劇をされ、NHKのBSで放送があったらしい。見たいわ~。俳優さんが出演されたりもしたらしい。

(都築)氏は「すべての小説は推理小説である」とも言い切っている。

「ぼくらの愛した二十面相」42ページ 薄井ゆうじさんのエッセイより

なるほど~と思った。小説に限らず何でも先を推理というか想像するもんなあ。

会社員と作家の二足のわらじに、三足目の社会人学生を加えた。

「ぼくらの愛した二十面相」137ページ 鳴海風さんのエッセイより

50歳を過ぎてからの三足のわらじ。(通信制の)大学を40代で卒業した私としては、まだまだ何かやれそうな気もしてきた。

今年亡くなられた漫画家の野間美由紀さんのエッセイも掲載されていました。「パズルゲーム☆はいすくーる」は学生のときに読んで以来なのだけど、最近はTwitterやInstagramでの猫ちゃんや編み物画像を見るのがすごく好きでした。すてきな作品をもう見られないと思うと本当に残念。

嶺里俊介さんのエッセイは、人は昔のままではいられないのだなあと思い知らされる。

友達の友達(は友達?)の方のエッセイも掲載されていた。著書を読まねば!

鈴木さんは、鈴木輝一郎さんのエッセイがありました。歴史小説を書かれている方なのか。最近、戦国時代が面白いから興味あるなあ。

なにげなく手に取った本だったのだけど、予想以上に面白かったです。

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