(2011/08/03)
息子たちもよくプレイする「ポケモン」。アニメも見ています。それを創った人はこの人なのか、ぐらいの感じで手に取った本書。
(私が読んだのは文庫版じゃないほうですが)
知らんことがいっぱいあったなあ。
ポケモンのお話じゃなく、ゲームができるまでの過程なんだろうなとは思っていたけど。
私、ずっと、何でアニメのポケモンの主人公、サトシ君がゲームには出てこないんだろうと思っていたんです。
(ゲームはやったことがないので、息子たちのを見た限りですが)
ポケモンって、まずはゲームが先だったのですね。
当たり前のことだったのかもしれないけど、私は知らなかった。
サトシ君の名前は、制作者の田尻さんから取ったものだと、ウィキペディアに書いてあった。ふむふむ。
昔のゲームって、うちには早くからパソコンがあったからイメージは何となくつかめますが、今みたいなもんじゃなかったもんなあ。
喫茶店にあったインベーダーゲームもやりました。時々だけど。
うちはファミコンとか買ってもらうのが遅かった(いや、買ってもらえなかったか?)ので、パソコンで遊んだゲームが最初の思い出で、その後は友達のうちで遊ばせてもらったりぐらい。
結婚してから、自分のうちにゲーム機があるという状態だった気がします。
自分とそんなに年の変わらない田尻さんたちが作り上げてきたゲームの世界。
私は興味も才能も全くなかったので、パソコンが家にありながら何もできませんでしたが、私たちの年代はそういうゲーム制作の初期にいるものだったのかあ。
糸井重里さんも出てきました。
プレイしたことはないけど、『MOTHER』というゲームの名前は知っています。そうか、あれは任天堂か。
よくほぼ日でゲームのコンテンツがあるけど、任天堂と昔からつながりもあったわけですね。
本書は随所に脚注が書かれていて、語句や固有名詞の説明が頻繁にされています。
全部は読んでいませんが、『電子遊戯大全』(本書=文庫版じゃないほうの初版本では電子となっていたけど、本当は電視かな?)というテレビゲームのトータルカタログというものが紹介されていて、総監督に石原恒和、デザインに鈴木一誌さんというお名前がありました。
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