読了。「情報を正しく選択するための認知バイアス事典」
メディアやネットの情報についつい流されてしまいがち。正しい判断をしたいと思うこのごろ。
認知。通信制大学が福祉系の大学で心理学の授業も取ったので、聞いたことがある用語が多数(だいぶ忘れちゃっているが)。認知も当たり前に出てくる言葉だけど、正確に把握しているかといわれるとたぶんよくわかっていないんだよなあ。
本書を読んだからといって、すぐだまされないぞ!とはならないけど、何かしらの情報を得るたびに、少しでもほかの考え方があるのではないかとか、鵜呑みにしてはいけないとか、思うようにはなってきた(と思う)。
例題には鈴木君が登場。優秀だが旧帝大出身なのか?などの例題(これだけじゃ何のこっちゃだな)。
参考文献の一つに鈴木光太郎「オオカミ少女はいなかった」が挙げられていたのだけど、そうそう、これも大学の授業で知ったのだった。スクーリングのときの先生が教えてくれたのだったか、テキストに載っていたのだったかど忘れしたのだけど。
「魅力度の類似した顔のグループに対するチアリーダー効果」という参考文献は売っていないのねん……。と思ったら、公開されている論文みたい(未読)。
魅力度の類似した顔のグループに対するチアリーダー効果―観察者の性別と顔の性別の影響―
>> 基礎心理学研究 > 魅力度の類似した顔のグループに対するチアリーダー効果
服部 友里, 渡邊 伸行, 鈴木 敦命
こちらの参考文献はいつか読もうとブックマークしていた本だった。「認知バイアス」鈴木宏昭
この事象は私もそうだなというのが多々あり。心理学の勉強をまたしたくなってきたので、参考文献に記載されていた本を幾つか読んでみようと思っています。大学のテキストに載っていた参考文献も手に入れられそうなものは読んだりもしたのだけど、なかなかよいのよね。
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