読了。「もうあかんわ日記」岸田奈美
岸田奈美さんは、以前、櫻井翔君のことを書いたnoteの記事がとても面白くて、それで知った方。
Twitterのフォローはしていなかった(正しく言うと以前していたと思うけど、とてもパワフルで圧倒されてフォローを外したような気がする。今はフォロー中)、noteもあまり見ないので、こちらの書籍を何で知ったのかは忘れた。
これが1カ月ちょっとの間に起こった出来事なんて、そりゃ驚くわ。
お母様の大手術から始まる本書。コロナ禍なので入院しているお母様とは会えないという現状。私、今まで何回か入院を経験したけど、そんなことになったら不安でたまらない。患者も家族も。
病院食でなかなか食が進まない白米に対しての対策に拍手。ふりかけ屋さんが院内を回ったら、私、必ず買うわ。
弟さんの描写が好き。ドラクエ方式で縦に並んで歩くというのとか。几帳面だという弟さんの性格もよく表されていて、頼もしい面も見えてくる。
おいしかったけど何の魚かわからないという場面で、カレイ、ヒラメ、タイ、スズキとそれぞれ違う魚の名を口走る岸田家、最高。
本の装丁というか、中身? こういう作り方もあるのねと面白かった。最初、印刷ミス?と思っちゃったわ。
まだまだあかんわな出来事満載のようだけど、今後の活動がとても楽しみ。
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