読了。「風と共にゆとりぬ」朝井リョウ

帯の裏に「電車のなかで読めない本No.1(になる予定)」と書かれているのを後から気付いたのだけど、確かに読めない。にやける(笑)。
朝井リョウさんの著書は「桐島、部活やめるってよ」を読んだのと(映画版を見た)ぐらいで、2冊目の著書。
昨年NHKで放送された「推しボン!」で初めてご本人を拝見したのだけど、なかなか興味深い人物。朝井さんの本棚のリストはまだ作っていないのだけど、そちらも面白そうなものばかりでした。
「風と共にゆとりぬ」はその番組放送前に購入していたのだけど、ずっと読んでいなくて、最近になってやっと読みました。
第1弾の「時をかけるゆとり」というのを読んではいないのですが
「風と共にゆとりぬ」だけでも相当面白いです。
踊るりまくる、お酒の名前じゃなく人名を書きまくる、退職の報告日に最も向いている日を教えてくれる父、退職を知らせるメールの内容……
どのエッセイもおかしすぎる。笑っていいんですよね?(笑います)
最後の「肛門記」は、涙なしには読めない(いや笑うけど)。生理用ナプキンを洗濯物と一緒に洗うとどうなるかわかったことはすごいことだわ。
鈴木亮平も真っ青の画期的な役作りである。
50ページ
常に若手の手本でありたいと語るベテランのミドルブロッカー鈴木寛史選手
214ページ
と、スズキはちょこっと登場。詳細は読んでご確認ください。
最近、小説はなかなか読めなくて、エッセイとかが多いのですが、私的にかなりのヒット作でした。ほかのも読みたい。
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