(2011/10/13)
図書館で借りた本。延長を重ねたけど、ゆっくりと読む時間がなかなか取れず、半分ほどで挫折(くーっ)。
和算という日本に昔からある算術の話が中心です。
どの主人公も1、2年のスパンじゃなく、何十年もかけて和算の研究に取り組んでいるのです。
若かった主人公たちが、最後はじいさん、ばあさんになっているわ。
仕事を続けながらも、それぐらい傾けることができるものだったんだろうなあ。
私には無理だけど。数学は数1で終わったっけ……。
数学って西洋のイメージが強かったけど、日本でも研究している人たちが大勢いたそうです。
奥深いね~。
『算子塚』という短編の主人公は鈴木安明(やすあき)。旧姓・会田。鈴木清左衞門の養子になったらしい。
あ、実在の人物ね。
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