NHK BSで放映があり、録画したままだった映画「敦煌」をやっと視聴、1988年公開。
主人公は、趙行徳/佐藤浩市
朱王礼/西田敏行 李元昊/渡瀬恒彦 ほか多数出演。
スズキさんは 野利仁栄/鈴木瑞穂
原作 「敦煌」井上靖
西田敏行氏が主人公を演じているのだと思っていたというか、戦の話だと思っていた。全く予備知識がなかった状態で見たのでした。
北宋のころということで、時期は違うようだけど、「光る君へ」ではちょうど宋からやってきた人がという話があったので、あの主人公のような雰囲気なのかなと想像ができた。
科挙の試験に落ちた趙行徳、次の試験は3年後だという。西夏に行こうと決めたのに途中で漢人部隊に入るはめに。科挙を受けるぐらいの知識人?というか、字が書けるということがすごいことのようだった。部隊の皆に名前を書いてくれと頼まれたり。
てっきりどこかとどこかの国が戦をして、滅びた、繁栄したという話かなと思っていて、そうではあったけど、最後は、焼かれないようにと莫高窟に隠した敦煌の法典や書籍などが900年後に発見されて(しかし他国に大方流出)という話だった。
「NHK特集 シルクロード -絲綢之路-」の敦煌の回で、「敦煌」という映画があると知ったのだった。莫高窟の映像もそのとき見た(だいぶ忘れちゃっているけど)。仏教美術、気になるな。
柄本明さんが、喉を切られて声が出せなくなり、最後はひたすら絵に彩色をするという役柄だった。敦煌が襲われた際に死んでしまう。
主人公も最後は力尽きて死んでしまったのだろうか。ツルピアからもらった玉飾りだけが残っていた。
原作も読んでみたい。
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