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ベスト・エッセイ 2021

最近気に入っている「ベスト・エッセイ」、2021を読了。

コロナ禍になってからの出版なので、それに関連したエッセイが多かった。まさに今。

藤原正彦さんの「一杯一杯」というエッセイより

君達は今後、落ち込むこと、挫折することなどが必ずある、そんな時はほめ言葉を思い出すんだ。

310ページ

私は落ち込むと何度も何度も失敗したことを繰り返し思い出してしまう悪い癖があるけど。

ふと、高校生のときに褒められたことを思い出しました。

図書委員会の会誌であったか、近所の本屋さんへのインタビュー記事を書いたことがあります。

国語の成績は悪くなかった(と思う)けど、作文系が全く駄目だった(それについても嫌な思い出があれこれも……)のだけど、なぜか私が書くことになったのだった。30年以上前のことなので詳細は思い出せず。

とにかく文章は「起承転結」としか浮かばなかったのだけど、書いた文章がなぜか図書委員会の先生(国語の先生であったはず)に褒められたのであった。これは非常によいと。

内容がよかったのか、書き方がよかったのも覚えていないけど、褒められた。

……ということを、このエッセイを書いて思い出しました。人生で一回限り、文章を褒められた思い出。

いや、実は新聞に投稿したら掲載されたこともあったのだったと、これも今思い出した。

なんだ、私だってやるときはやるじゃないか。ほめ言葉って大事ね。

宮田珠己さんのエッセイ「名実況の効果」にて、「鈴木大地金メダル!」の文章あり。アナウンサーが興奮しすぎて、意味不明の叫びが混じっていたという話。その実況を聞いていたいわ~。

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