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盤嶽の一生

BSフジでの再放送を視聴、時代劇「盤嶽の一生」、本放送は2002年3月5日から6月18日。

主人公 阿地川盤嶽/役所広司

Wikipediaを見ると、いろいろあって第9話と10話の地上波放送はなかったらしい。BSフジではあるみたい。事前情報を大して得ないまま視聴開始。

第1話「わが愛刀よ」

ゆき江/鈴木京香 三輪嘉五郎/石倉三郎 武富多平太/立川三貴

盤嶽がどんな人物か知らないまま視聴。嘘が嫌いな、マジメな男? 待ち伏せされていると言われ、嘘だと思っていたけど、それが本当だとわかると目を輝かせていたのよ、不思議な男。

士官の話、本当の目的は盤嶽が持っている名刀・日置光平(へきみつひら)だと知り、その嘘に怒り、農民たちの数が2,000人と言っていたのに200人だったとかで、またその嘘に怒り(笑)。面倒くさいぞ。

結局、あの庭に引いていた水路はどうなったのだっけ?

最後、ゆき江に財布をすられるという(のに気付かない)お気楽ボーイだ。

第2話「絵図面の謎」

お小夜/浅野ゆう子 千恵/安達祐実 銀造/上條恒彦 紋次/ベンガル

あんなにだまされ続けて、よく生きているよ、盤嶽。

途中から新之助(高橋和也)の顔つきが変わったので、ああ、だましているんだなとはわかる設定だったのだけど、実は千恵もだます側だったとは。あの絵図は自分で描いたというのだけど、何のために? 新之助といっしょになりたかっただけ? 最後の安達祐実ちゃんの表情がよかったわ。

お小夜の公儀隠密というのも本当なのだろうか。皆が皆、嘘を言っている気がする。

第3話「津軽の男」

田中平四郎/宇崎竜童 おふみ/渡辺典子 龍伯/岡本信人

しょっぱなから、大人の男をかついで運んでやるはめになる盤嶽。だまされすぎ。首をつろうとしていた母娘にもだまされた。鶏を盗まれたら日置光平を譲らねばという仕掛けにもだまされた。どんだけだまされるのだ。

他人が病気を知れば医者にかかれと言うのに、自分のことだと医者は要らんという盤嶽。風邪引きを世話したばかりに自分もかかるという。

第4話「みちづれ」

渡辺いっけいさんと升毅さんが争っているなんて、何てこったい。いつごろ撮影なのだろう?

毎回、ちょっとした嘘をつかれてだまされ続けている盤嶽だけど、お夏の「江戸で一人暮らしをしている母の病気見舞いに行く」という話だけは本当だった。最後に「嘘よ」と言われるのかと思ったけど、そうではなかった。

第5話「落としもの」

500両の落とし物から始まったあれこれ。今回も船越英一郎さんと阿南健治さんの駕籠かきコンビという、今やベテランなお二人の若者設定な役。

Wikipediaによると、クランクアップからテレビ放送までにかなり時間がかかったらしいので、2002年の放送だけど、そうだよね、90年代の撮影だよね。ベテラン勢が若すぎだ。

結局、おぶんは金太と銀平のどちらかを選んだのだろうか。

弥太郎役の火野正平さん、今も昔も安定の設定。

第6話「流れ者」

いつも大金が目の前を通るのに、正直者すぎて全く手元に残らない盤嶽よ……。

高嶋政宏さんと伊藤かずえさんの組み合わせ、何だかとても色っぽい。

エンケン(遠藤憲一)さんだ!と思ったら、やられちゃったよ……。

第7話「じゃじゃ馬馴らし」

環さんと実は相思相愛? その気になっていたのに、環の父が断りをというか、別の人物との縁談を。「家老になるには、盤嶽殿の心根は立派すぎる」ということで、盤嶽には向いていないということか。

第8話「男と女」

盤嶽、男と女のことはわからない。今まで彼女がいたことはあったのだろうか。だまされてショボーンとなるばかり。

第9話「げんこつ親分」

げんこつ親分って、げんこつバーンっで力を見せつけていたのに、盤嶽に負けたところを部下たちに見られちゃって、政権交代、かわいそう……。

出てくる誰もが盤嶽をだましちゃうの、ひどいわ。

第10話「二人ばんがく」

冒頭、渋柿を「おいしいよ」とだまして売りつけた母娘(その後も母病気と偽り金を置いていかせる)、ドラマ最後も、それを知らない盤嶽、娘に治療費としてお金を渡す。最初から最後までだまされ続けるのだけど、彼はどこから来て、何を目的に旅しているのかさっぱりわからなかった。そこは想像してねということ?

何だか救われないなあ……。原作を読んだら何かしらわかるのだろうか?

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