(2009/05/22)
次男と図書館へ行ったとき。彼は1冊しか借りなかったので、「じゃあ、私が読めるようなものも一緒に借りてよ」と探して目に付いた一冊がこちら。
佐野洋子さんの本は、有名な
さえ、多分きちんと読んだことがないと思います。ところどころは見たはずなんですが。でも、
が強烈で面白かったので、読んでみたくなりました。児童向けのコーナーで借りたので、子供向けなんでしょうけど。
あ、面白い。
登場するようこちゃんは、佐野さんの幼少時代の思い出なのか、創造されたものなのかはわかりませんが。小さなようこちゃんは、大きなお屋敷に住んでいるおばあさんと顔見知りに。
ジフテリアで入院したようこちゃんが、とあることから、おばあさんの思い出の世界を見てしまいます。お互い(女の子だったおばあさんと、ようこちゃん)強情な娘らしい(笑)。子供だったころの思いを持ったままおばあさんになっちゃったんだね。って、きっと誰でもそんな思いはあるよね。
読後感が良かった。児童向けの本って、大人が読んでも楽しめるんだなあ。
「電話帳にはすずきみのるって人が17ページもあるよ」なんていうセリフが登場する本書でありました。
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